車を売った話・その2
前回の記事の続きです。(⇒記事)
一週間後、一本の電話がありました。 Mさんでした。
「相談があります。」とMさん。 嫌な感じでした。 この前までの声のトーンと明らかに違いました。
Mさん 「実はあの車をオークションに出したのですが、事故車ということで80万円にしかならなかったのです。」 僕 「だから、僕にどうしろと?」
そこから先の肝心な部分は決して彼からは言いませんでした。 ただただ考えて欲しいの一点張りでした。
僕 「事故のことは前もって話してある通りだし、万一損をしても責任を持つって言ってたじゃない!」 Mさん 「そうなんですけど、○○さん(僕の名前)、ご存じないでしょうけど、車っていうのはですねぇ・・・」
カチンときました。 相手の言葉を途中でさえぎり、言い争いになりました。 すると「かけ直します」と言い、電話を切ってしまいます。
しかし、それから毎日毎日着信があります。 電話に出られる時は、上の会話の繰り返しだし、 留守電の時は、僕はもう折り返しませんでした。 どういう仕事の形態かわかりませんが、彼の大変さはわかるけど・・・ だけど・・・こちらに非があるとは思えないし・・・ そんな状態が一ヶ月以上続いてたと思います。
そんな時、見かねたmomが登場します。 これからは自分が交渉の窓口になるとMさんに宣言したmomなのでありました。 何度か電話でMさんと話して埒が明かないと感じたmomは、J社の本社に電話をかけ、苦情を入れたのです。 これが効果ありました。 一発でした。 それからMさんから謝りの電話が一本入り、それでゲームセットでした。
めでたし、めでたし。
教訓;最初からmomにお願いすべし!(違うか・・・(笑))