キリンチャレンジカップ２００７＆北京五輪２００８ アジア最終予選そしてＵ－１７ワールドカップ

同じ日にＡ代表の親善試合とＵ－２３代表のオリンピック最終予選、そしてＵ－１７ワールドカップ第二戦が行われるというサッカーファンにはたまらない日でした。

●キリンチャレンジカップ２００７　日本２－０カメルーン

Ａ代表の試合は親善試合なので、それほど語るべき物はありませんが、 守備に関しては現時点ではベストな布陣なのではないでしょうか。 課題は相変わらず攻撃です。 ゴール前に行くと急にアイデアがなくなる感じです。 もちろん一朝一夕に解決する問題ではないので、もう少し待ちたいと思います。

●北京五輪２００８　アジア最終予選日本１－０ベトナム

さて、問題はＵ－２２代表です。 この日はベトナムとホームで戦いました。 日本の入ったグループはこのベトナムだけが勝ちを計算できる相手です。 その相手にホームで１－０というのは後の得失点差を考えても最悪に近い結果です。 前々からですが、このチームは前を追い越していく選手がいないのです。 圧倒的な力の差があるベトナム相手にさえ追い越していかない。 自分のポジションを死守してるかのように・・・ このチームの閉塞感は尋常ではありません。 劇的な変化を求めるなら、監督の交代を考えなければならないと思います。

●Ｕ－１７ワールドカップ第二戦日本０－３ナイジェリア

最後にＵ－１７代表ですが、お互い第一戦に勝ちこの試合勝った方が予選突破が決まります。 しかし、この日の相手は優勝候補のナイジェリアです。 初めてじっくり見ましたが、早い・強い・上手いの３拍子揃っててビックリでした。 数ヶ月前に戦ったときに０－５で大敗したのも納得してしまうほどの差がありました。 ただ日本はそれほど弱いわけではないし、ナイジェリアが強いといってもお互い１７歳以下なので、 ミスも多くチャンスもそれなりに作れていました。 課題はこの負けを引きずらない事です。 予選最終戦、フランスに勝てば問題なく決勝リーグに進めるのですから。