ディック・フランシスを読んでみませんか?
ディック・フランシスという作家をご存知ですか?
彼の作品と出会ったのは約30年前、TBSラジオのパックインミュージックという深夜放送でメインパーソナリティの野沢那智さん(かつて戸田恵子さんが所属していた劇団薔薇座を主宰、アランドロンの声で有名)が紹介していたのがきっかけでした。
元騎手(それもチャンピオンジョッキーです)で題材は競馬なのですが、競馬を全く知らなくても問題ありません。 現に全く競馬を知らない義姉に紹介したらすっかりハマってしまいました。
元騎手なのに・・・って言ったら騎手の人に失礼ですが、現地イギリスでも本当に自分で書いているのかという疑惑があるのです。 逆に言えば、そんな疑惑がでるほど素晴らしい作品群だということなんでしょうけど・・・ そして、彼の奥さんが亡くなると引退宣言をして作品を発表しなくなりました。 実は奥さんが書いていた、という事の信憑性が増す結果になってしまいました。
ディック・フランシス、80歳の時です。
それから6年・・・・
ついに、新作の発表です! 86歳で新作です!(驚) まだ、読了していないのですが、昔と全く作風が変わっていません(嬉) そして、これで疑惑が晴れました(感涙)
もし、ご存知でない方がいらしたら、騙されたと思って読んでみてください。 損はさせません、そして元気になれますよ。
現在のところハヤカワ・ミステリー文庫から39作品、出版されています。 もしお読みになられるなら初期の15作品の中から選ぶことをお勧めします。
因みに僕のBest5は
1,大穴 2,度胸 3,興奮 4,罰金 5,骨折
です。