ディープインパクト引退

ディープインパクトの引退が決まったようです。

残念だけど、正しい判断だと思います。 何故なら、競走馬はレースを走るより、 種牡馬として子供を残すほうが何十倍も重要な事だから。 このまま現役を続けて調教やレースで故障するリスクを取れないと考えるのは当然の事です。

競馬は『ブラッド・スポーツ』と言われています。 サラブレッドといわれている馬は全て、遡れば３頭の馬にたどり着きます。 逆に言えば遡れない馬はサラブレッドとは呼ばれない。

そして、日本は血統の墓場だとも言われています。 日本で生まれ育った競走馬で３代続けて走った馬(血統が残るような馬)がいません。 コレだけ競馬が盛んな国なのに生産面でのこの成績は寂しすぎます。 もう一頭の名馬であるシンボルドルフも初年度こそトウカイテイオーを排出しましたが、その後は泣かず飛ばず。 そしてトウカイテイオーも目立った子供を残せていません。 ディープインパクトには是非将来○○系(ノーザンダンサー系・ヘイロー系のように)と呼ばれるようになってほしい。 サラブレッドは血を残す事が全てなのだから。